“大庄屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおしょうや66.7%
おほじやうや33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もあらせず、とうとうたる金鼓きんこや攻め貝もろとも、法師野ほうしのさとへひた押しに寄せてきた伊那丸勢いなまるぜい怒濤どとうのごとく、大庄屋おおしょうや狛家こまけのまわりをグルッととりかこんだ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
何のことはない、二十代もつづいた大庄屋おおしょうやの台所へ来たようなものです。
此の住持じうぢは丹波の郷士がうし大庄屋おほじやうやをつとめた家の二男だが、京に上つて学問がたい計りに両親ふたおや散々さん/″\泣かせたうへで十三の時に出家しゆつけし、六条の本山ほんざんの学林を卒業してから江戸へ出て国書を学び
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)