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おおしょうや
ふりがな文庫
“おおしょうや”の漢字の書き方と例文
語句
割合
大庄屋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大庄屋
(逆引き)
間
(
ま
)
もあらせず、とうとうたる
金鼓
(
きんこ
)
や攻め貝もろとも、
法師野
(
ほうしの
)
の
里
(
さと
)
へひた押しに寄せてきた
伊那丸勢
(
いなまるぜい
)
、
怒濤
(
どとう
)
のごとく、
大庄屋
(
おおしょうや
)
狛家
(
こまけ
)
のまわりをグルッととりかこんだ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
何のことはない、二十代もつづいた
大庄屋
(
おおしょうや
)
の台所へ来たようなものです。
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
法師野の
大庄屋
(
おおしょうや
)
狛家
(
こまけ
)
の屋敷を
横奪
(
おうだつ
)
して、わがもの顔にすんでいた和田呂宋兵衛は、腹心の
蚕婆
(
かいこばばあ
)
や
昌仙
(
しょうせん
)
をつれて、庭どなりの
施無畏寺
(
せむいじ
)
へでかけて、三重の
多宝塔
(
たほうとう
)
へのぼり
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
水車小屋から
法師野
(
ほうしの
)
まで、二
里
(
り
)
八、九
丁
(
ちょう
)
はたっぷりな道、暗夜悪路をものともせず、ひととび、五、六
尺
(
しゃく
)
ずつ
踵
(
きびす
)
をけって、たちまち
大庄屋
(
おおしょうや
)
狛家
(
こまけ
)
の
土塀門
(
どべいもん
)
のうちへ、息もつかずに走りこんだ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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