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崇高
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すうかう
ふりがな文庫
“
崇高
(
すうかう
)” の例文
たゞ
老
(
おい
)
て
益々
(
ます/\
)
其教育事業
(
そのけういくじげふ
)
を
樂
(
たのし
)
み、
其
(
その
)
單純
(
たんじゆん
)
な
質素
(
しつそ
)
な
生活
(
せいくわつ
)
を
樂
(
たの
)
しんで
居
(
を
)
らるゝのを
見
(
み
)
ては
僕
(
ぼく
)
も
今更
(
いまさら
)
、
崇高
(
すうかう
)
の
念
(
ねん
)
に
打
(
うた
)
れたのです。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
さうして
始
(
はじめ
)
から
取捨
(
しゆしや
)
も
商量
(
しやうりやう
)
も
容
(
い
)
れない
愚
(
おろか
)
なものゝ
一徹
(
いつてつ
)
一圖
(
いちづ
)
を
羨
(
うらや
)
んだ。もしくは
信念
(
しんねん
)
に
篤
(
あつ
)
い
善男善女
(
ぜんなんぜんによ
)
の、
知慧
(
ちゑ
)
も
忘
(
わす
)
れ
思議
(
しぎ
)
も
浮
(
うか
)
ばぬ
精進
(
しやうじん
)
の
程度
(
ていど
)
を
崇高
(
すうかう
)
と
仰
(
あふ
)
いだ。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
其
(
そ
)
の
目
(
め
)
が、あの
恋
(
こひ
)
の
秘密
(
ひみつ
)
を
私語
(
さゝや
)
いてゐるかと
思
(
おも
)
ふと、
腹立
(
はらだゝ
)
しくもあつたが、
哀
(
あはれ
)
にも
思
(
おも
)
つた。
此
(
こ
)
の
哀
(
あは
)
れは
崇高
(
すうかう
)
の
感
(
かん
)
じを
意味
(
いみ
)
するので、
妻
(
つま
)
の
昔
(
むかし
)
を
客観
(
かくゝわん
)
に
見
(
み
)
た
時
(
とき
)
であるのは、
言
(
い
)
ふまでもない。
背負揚
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
聖天子
(
せいてんし
)
、澄みに澄みとほる靈氣、聲ひとつせぬ五萬の呼吸、
崇高
(
すうかう
)
なるこのひと時。靴音である。畏みに畏む總理大臣の靴音がする。奉る朗々たる
壽詞
(
よごと
)
。湧きあがる湧きあがる 天皇陛下萬歳。
新頌
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“崇高”の解説
崇高(すうこう)とは美的範疇であり、巨大なもの、勇壮なものに対したとき対象に対して抱く感情また心的イメージをいう美学上の概念である。計算、測定、模倣の不可能な、何にも比較できない偉大さを指し、自然やその広大さについていわれることが多い。
(出典:Wikipedia)
崇
常用漢字
中学
部首:⼭
11画
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
“崇”で始まる語句
崇
崇拝
崇徳
崇敬
崇厳
崇神
崇拜
崇重
崇禎
崇峻