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山氣
ふりがな文庫
“山氣”のいろいろな読み方と例文
新字:
山気
読み方
割合
やまぎ
66.7%
さんき
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やまぎ
(逆引き)
ソレから其年靜岡に行くまでには馬鹿な危險の目にも
自
(
おのづ
)
から出遇ツたし、今考へて見るとお話しをするにも困る程の始末だが、たゞ其頃は
些
(
すこ
)
しも
山氣
(
やまぎ
)
なし
兵馬倥偬の人
(旧字旧仮名)
/
塚原渋柿園
、
塚原蓼洲
(著)
何處
(
どこ
)
迄
(
まで
)
山氣
(
やまぎ
)
があるんだか
分
(
わか
)
らないんで、
私
(
わたし
)
も
少々
(
せう/\
)
劍呑
(
けんのん
)
になつてるんですよ。
夫
(
それ
)
でも
離
(
はな
)
れてゐるうちは、まあ
何
(
ど
)
うかしてゐるだらう
位
(
ぐらゐ
)
に
思
(
おも
)
つて
放
(
はふ
)
つて
置
(
お
)
きます。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
山氣(やまぎ)の例文をもっと
(2作品)
見る
さんき
(逆引き)
鮮紅
(
からくれなゐ
)
と、
朱鷺
(
とき
)
と、
桃色
(
もゝいろ
)
と、
薄紅梅
(
うすこうばい
)
と、
丹
(
に
)
と、
朱
(
しゆ
)
と、くすんだ
樺
(
かば
)
と、
冴
(
さ
)
えた
黄
(
き
)
と、
颯
(
さつ
)
と
點滴
(
したゝ
)
る
濃
(
こ
)
い
紅
(
べに
)
と、
紫
(
むらさき
)
の
霧
(
きり
)
を
山氣
(
さんき
)
に
漉
(
こ
)
して、
玲瓏
(
れいろう
)
として
映
(
うつ
)
る、
窓々
(
まど/\
)
は
恰
(
あたか
)
も
名
(
な
)
にし
負
(
お
)
ふ
田毎
(
たごと
)
の
月
(
つき
)
のやうな
汽車
(
きしや
)
の
中
(
なか
)
から
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
山氣(さんき)の例文をもっと
(1作品)
見る
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
氣
部首:⽓
10画
“山”で始まる語句
山
山家
山路
山羊
山茶花
山間
山中
山谷
山毛欅
山車
“山氣”のふりがなが多い著者
塚原渋柿園
塚原蓼洲
泉鏡太郎
夏目漱石
泉鏡花