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やまぎ
ふりがな文庫
“やまぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
山気
71.4%
山氣
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山気
(逆引き)
どこまで
山気
(
やまぎ
)
があるんだか分らないんで、私も少々
剣呑
(
けんのん
)
になってるんですよ。それでも離れているうちは、まあどうかしているだろうぐらいに思って放っておきます。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
どうか致すと、沖に行く臆病な人が一週間も掛かつて取るだけの魚を、わたくし共は一日に取つて帰りました。つまりわたくし共は
山気
(
やまぎ
)
のある
為事
(
しごと
)
をしてゐたのでございますね。
うづしほ
(新字旧仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
やまぎ(山気)の例文をもっと
(5作品)
見る
山氣
(逆引き)
ソレから其年靜岡に行くまでには馬鹿な危險の目にも
自
(
おのづ
)
から出遇ツたし、今考へて見るとお話しをするにも困る程の始末だが、たゞ其頃は
些
(
すこ
)
しも
山氣
(
やまぎ
)
なし
兵馬倥偬の人
(旧字旧仮名)
/
塚原渋柿園
、
塚原蓼洲
(著)
何處
(
どこ
)
迄
(
まで
)
山氣
(
やまぎ
)
があるんだか
分
(
わか
)
らないんで、
私
(
わたし
)
も
少々
(
せう/\
)
劍呑
(
けんのん
)
になつてるんですよ。
夫
(
それ
)
でも
離
(
はな
)
れてゐるうちは、まあ
何
(
ど
)
うかしてゐるだらう
位
(
ぐらゐ
)
に
思
(
おも
)
つて
放
(
はふ
)
つて
置
(
お
)
きます。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
叔父
(
をぢ
)
は
事業家
(
じげふか
)
で
色々
(
いろ/\
)
な
事
(
こと
)
に
手
(
て
)
を
出
(
だ
)
しては
失敗
(
しつぱい
)
する、
云
(
い
)
はゞ
山氣
(
やまぎ
)
の
多
(
おほ
)
い
男
(
をとこ
)
であつた。
宗助
(
そうすけ
)
が
東京
(
とうきやう
)
にゐる
時分
(
じぶん
)
も、よく
宗助
(
そうすけ
)
の
父
(
ちゝ
)
を
説
(
と
)
き
付
(
つ
)
けては、
旨
(
うま
)
い
事
(
こと
)
を
云
(
い
)
つて
金
(
かね
)
を
引
(
ひ
)
き
出
(
だ
)
したものである。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
專門
(
せんもん
)
は
工科
(
こうくわ
)
の
器械學
(
きかいがく
)
だから、
企業熱
(
きげふねつ
)
の
下火
(
したび
)
になつた
今日
(
こんにち
)
と
雖
(
いへども
)
、
日本中
(
にほんぢゆう
)
に
澤山
(
たくさん
)
ある
會社
(
くわいしや
)
に、
相應
(
さうおう
)
の
口
(
くち
)
の
一
(
ひと
)
つや
二
(
ふた
)
つあるのは、
勿論
(
もちろん
)
であるが、
親讓
(
おやゆづ
)
りの
山氣
(
やまぎ
)
が
何處
(
どこ
)
かに
潛
(
ひそ
)
んでゐるものと
見
(
み
)
えて
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
やまぎ(山氣)の例文をもっと
(2作品)
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