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親讓
ふりがな文庫
“親讓”のいろいろな読み方と例文
新字:
親譲
読み方
割合
おやゆづり
66.7%
おやゆづ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おやゆづり
(逆引き)
三田は
親讓
(
おやゆづり
)
の酒飮で、これなくしては食慾の乏しさに惱む位だつた。まゝにならない下宿住居でも、晩酌だけはうまく飮み度いと念じて居た。
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
池上權藏
(
いけがみごんざう
)
は
此日
(
このひ
)
から
生
(
うま
)
れ
更
(
かは
)
りました、
元
(
もと
)
より
強健
(
きやうけん
)
な
體躯
(
からだ
)
を
持
(
もつ
)
て
居
(
ゐ
)
て
元氣
(
げんき
)
も
盛
(
さかん
)
な
男
(
をとこ
)
ではありましたが、
放蕩
(
はうたう
)
に
放蕩
(
はうたう
)
を
重
(
かさ
)
ねて
親讓
(
おやゆづり
)
の
田地
(
でんち
)
は
殆
(
ほとん
)
ど
消
(
き
)
えて
無
(
な
)
くなり、
家
(
いへ
)
、
屋敷
(
やしき
)
まで
人手
(
ひとで
)
に
渡
(
わた
)
りかけたので
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
親讓(おやゆづり)の例文をもっと
(2作品)
見る
おやゆづ
(逆引き)
專門
(
せんもん
)
は
工科
(
こうくわ
)
の
器械學
(
きかいがく
)
だから、
企業熱
(
きげふねつ
)
の
下火
(
したび
)
になつた
今日
(
こんにち
)
と
雖
(
いへども
)
、
日本中
(
にほんぢゆう
)
に
澤山
(
たくさん
)
ある
會社
(
くわいしや
)
に、
相應
(
さうおう
)
の
口
(
くち
)
の
一
(
ひと
)
つや
二
(
ふた
)
つあるのは、
勿論
(
もちろん
)
であるが、
親讓
(
おやゆづ
)
りの
山氣
(
やまぎ
)
が
何處
(
どこ
)
かに
潛
(
ひそ
)
んでゐるものと
見
(
み
)
えて
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
親讓(おやゆづ)の例文をもっと
(1作品)
見る
親
常用漢字
小2
部首:⾒
16画
讓
部首:⾔
24画
“親”で始まる語句
親
親戚
親父
親爺
親仁
親子
親切
親方
親類
親身
“親讓”のふりがなが多い著者
水上滝太郎
国木田独歩
夏目漱石