トップ
>
小笹
>
をざさ
ふりがな文庫
“
小笹
(
をざさ
)” の例文
幾年
(
いくねん
)
となしに
隙間
(
すきま
)
を
生
(
しやう
)
ずれば
小笹
(
をざさ
)
を
繼
(
つ
)
ぎ
足
(
た
)
し/\しつゝあつた
竹
(
たけ
)
の
垣根
(
かきね
)
は、
土
(
つち
)
の
處
(
ところ
)
がどす/\に
朽
(
く
)
ちて
居
(
ゐ
)
るので
直
(
すぐ
)
に
大
(
おほ
)
きな
穴
(
あな
)
が
明
(
あ
)
いた。おつぎは
其處
(
そこ
)
から
潜
(
くぐ
)
つて
出
(
で
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
昨夜
(
よべ
)
は節所を
窘歩
(
きんぽ
)
し来り、昼は終日戦ひ暮れたり、目ざすも知らぬ夜の道、
小笹
(
をざさ
)
が上の露もろとも、おちまろび、起きては倒れ、倒れては起き上り急ぎしが、せめて月をよすがにせむと
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御親まつる墓のしら梅
中
(
なか
)
に白く
熊笹
(
くまざさ
)
小笹
(
をざさ
)
たそがれそめぬ
みだれ髪
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
報
(
つぐ
)
る
遠寺
(
ゑんじ
)
の
鐘
(
かね
)
ガウ/\と
響
(
ひゞ
)
き渡り
最
(
いと
)
凄然
(
ものすご
)
く思はるればさしも
強氣
(
がうき
)
の者共も
小氣味
(
こきみ
)
惡々
(
わる/\
)
足に
任
(
まか
)
せて
歩行
(
あゆむ
)
中
(
うち
)
青
(
あを
)
き火の光り見えければ
彼
(
あれ
)
こそ
燒場
(
やきば
)
の
火影
(
ひかげ
)
ならんと掃部は先に立て行程に
早
(
はや
)
隱亡小屋
(
をんばうごや
)
に
近接
(
ちかづく
)
折柄
(
をりから
)
道の
此方
(
こなた
)
なる
小笹
(
をざさ
)
の
冠
(
かぶ
)
りし
石塔
(
せきたふ
)
の
蔭
(
かげ
)
より一刀
閃
(
ひら
)
りと引拔
稻妻
(
いなづま
)
の如く掃部が向う
脛
(
ずね
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“小笹”の解説
は、福岡県福岡市中央区にある地名。現行の行政地名は小笹一丁目から五丁目まで(住居表示実施済)。面積は110.94ヘクタール。2023年4月末現在の人口は12,364人。郵便番号は810-0033。
(出典:Wikipedia)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
笹
漢検準1級
部首:⽵
11画
“小笹”で始まる語句
小笹原
小笹屋
小笹棘
小笹屋勝之助