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天狗様
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てんぐさま
ふりがな文庫
“
天狗様
(
てんぐさま
)” の例文
「うへっ、鼻がでかいからどこかもって、いい気なものさ、そんなになにがなんなら
天狗様
(
てんぐさま
)
でも婿に取ればいい」
長屋天一坊
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
随意
(
まゝ
)
にさつしやりませ。すつとこ
被
(
かぶ
)
りをした
天狗様
(
てんぐさま
)
があつて
成
(
な
)
ろかい。
気
(
き
)
を
静
(
しづ
)
めさつしやるが
可
(
い
)
い。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
そう
言
(
い
)
われて
驚
(
おどろ
)
いて
振
(
ふ
)
り
返
(
かえ
)
って
見
(
み
)
ると、
甲冑
(
かっちゅう
)
を
附
(
つ
)
けた
武将達
(
ぶしょうたち
)
だの、
高級
(
こうきゅう
)
の
天狗様
(
てんぐさま
)
だのが、
数人
(
すうにん
)
樹
(
き
)
の
下
(
した
)
に
佇
(
たたず
)
みて、
笑顔
(
えがお
)
で
私達
(
わたくしたち
)
の
様子
(
ようす
)
を
見守
(
みまも
)
って
居
(
お
)
られましたが、
中
(
なか
)
でも
強
(
つよ
)
く
私
(
わたくし
)
の
眼
(
め
)
を
惹
(
ひ
)
いたのは
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
『
狐
(
きつね
)
や
狸
(
たぬき
)
ではござりましねえ、お
天守
(
てんしゆ
)
にござる
天狗様
(
てんぐさま
)
だのエ、
時々
(
とき/″\
)
悪戯
(
いたづら
)
をさつしやります。』
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
然
(
さ
)
うでもござりやすめえ、
奥様
(
おくさま
)
は、
其
(
そ
)
のお
前様
(
めえさま
)
を
捜
(
さが
)
し
歩行
(
ある
)
いて、
其
(
それ
)
で
未
(
ま
)
だ、お
帰
(
かへ
)
りが
無
(
な
)
いのでござりやせうで、
天狗様
(
てんぐさま
)
も
二人一所
(
ふたりいつしよ
)
に
攫
(
さら
)
はつしやることは
滅多
(
めつた
)
にねえ
事
(
こと
)
でござります。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
▼ もっと見る
「遠くへ
行
(
ゆ
)
かつせるな、
天狗様
(
てんぐさま
)
が居ますぜえ。」
貴婦人
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
狗
漢検準1級
部首:⽝
8画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“天狗”で始まる語句
天狗
天狗連
天狗礫
天狗界
天狗道
天狗茸
天狗憑
天狗星
天狗岩
天狗巌