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喰
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あが
ふりがな文庫
“
喰
(
あが
)” の例文
……でもね、どうぞ、恐がらずに
喰
(
あが
)
ってちょうだい。あまりひどいことにならないだろうってことだけは、自信をもって申しあげますわ
キャラコさん:04 女の手
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「オ、また一
碗
(
わん
)
、
麺
(
めん
)
ができて来ましたよ。さあさあ、おさきにお
喰
(
あが
)
りください。して何ですか、そのお山というのは」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
岩「それでは何か途中で
喰
(
あが
)
る
金米糖
(
こんぺいとう
)
でも上げましょう、じゃア
明日
(
あした
)
私
(
わし
)
が板橋までお送り申しましょう」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「お嬢さん、
栄螺
(
さざえ
)
の壺焼をお
喰
(
あが
)
りなしていらっしゃい。名物でございます」
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
煮
(
に
)
て
皿
(
さら
)
に
盛
(
もり
)
彼の藥をお熊が手より入れて又七の前へ
持來
(
もちきた
)
り是は
母樣
(
はゝさま
)
よりお前に上んとて新場より
取寄
(
とりよせ
)
し
魚
(
うを
)
成
(
なれ
)
ばお
喰
(
あが
)
り
成
(
な
)
さるべしと一年餘の
間
(
あひだ
)
に
始
(
はじ
)
めてお熊の口より又七へ
物云
(
ものいひ
)
ければ又七は喜び
直樣
(
すぐさま
)
飯
(
めし
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
「出来ました。お
喰
(
あが
)
りなさい。」
川
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
喧嘩のけの字も申しませんゆえ
何卒
(
どうぞ
)
お許し遊ばして、
御飯
(
ごぜん
)
を
喰
(
あが
)
って下さいまし、手を下さずとも親を乾し殺すも同様であるとの御一言は、文治郎身を斬られるより
辛
(
つろ
)
うございます
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「ずいぶん手軽にすみましたね。……けさは、なにをお
喰
(
あが
)
りになったの?」
キャラコさん:04 女の手
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
墓場から
覗
(
のぞ
)
かれては困りましょうね、旦那は薬喰いと云うが、此の頃は大層
腥物
(
なまぐさもの
)
を
喰
(
あが
)
りますが、腥物を食ったって坊様が縛られる訳でもないからねえ、
当然
(
あたりまえ
)
で、旨い物は喰った方が
宜
(
よ
)
うがすね
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「さあ、メロンをお
喰
(
あが
)
り。……まだ、すこし若いかも知れないが」
キャラコさん:06 ぬすびと
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
お母さまは茶椀蒸がお
好
(
すき
)
だが、いつでも、料理屋で
拵
(
こしら
)
えたのよりは、文治郎の拵えたのが宜しいと仰ゃって
喰
(
あが
)
るから、
蒸
(
むし
)
を拵えましょう…
蒲焼
(
かばやき
)
の
小串
(
こぐし
)
の柔かいのと
蒲鉾
(
かまぼこ
)
の宜しいのを取ってこい
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「はやくお
喰
(
あが
)
んなさいね、早く、ね」
キャラコさん:08 月光曲
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
喰
漢検準1級
部首:⼝
12画
“喰”を含む語句
漆喰
喰付
馬喰
喰込
喰物
大喰
酒喰
面喰
馬喰町
喰切
喰止
何喰
喰屍鬼
出喰
喰違
虫喰
漆喰壁
買喰
喰殺
喰気
...