“麺”の読み方と例文
読み方割合
めん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「オ、また一わんめんができて来ましたよ。さあさあ、おさきにおあがりください。して何ですか、そのお山というのは」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もっとも乾うどんのうでたのだ。一体にこの辺ではめん類を賞美する。私はある農家で一週に一度ずつ上等の晩餐ばんさんに麺類を用うるという家を知っている。蕎麦そばはもとより名物だ。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
山地の住民はこれを穀物に交えてめんに作って食べていた(伊那一五三号)。
食料名彙 (新字新仮名) / 柳田国男(著)