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出喰
ふりがな文庫
“出喰”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
でく
87.5%
でっく
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
でく
(逆引き)
正三がじろじろ観察していると、順一の視線とピッタリ
出喰
(
でく
)
わした。それは何かに
挑
(
いど
)
みかかるような、不思議な光を放っていた。
壊滅の序曲
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
それぎりまるで
逢
(
あ
)
わなかったのが、偶然
倫敦
(
ロンドン
)
の真中でまたぴたりと
出喰
(
でく
)
わした。ちょうど七年ほど前である。その時中村は昔の通りの顔をしていた。そうして金をたくさん持っていた。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
出喰(でく)の例文をもっと
(7作品)
見る
でっく
(逆引き)
有体
(
ありてい
)
に云えば、客を迎えるというより偶然客に
出喰
(
でっく
)
わしたというのが、この時の彼女の態度を評するには適当な言葉であった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
出喰(でっく)の例文をもっと
(1作品)
見る
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
喰
漢検準1級
部首:⼝
12画
“出”で始まる語句
出
出来
出入
出鱈目
出來
出会
出立
出逢
出掛
出雲
検索の候補
喰出
“出喰”のふりがなが多い著者
原民喜
徳田秋声
梶井基次郎
夏目漱石