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入用
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にふよう
ふりがな文庫
“
入用
(
にふよう
)” の例文
隱居
(
いんきよ
)
より
借請
(
かりうけ
)
し事も御座りし處去る十七日右彦兵衞參り
小間物
(
こまもの
)
の
拂
(
はら
)
ひを買候に百
兩
(
りやう
)
程
(
ほど
)
入用
(
にふよう
)
故
(
ゆゑ
)
九十兩ばかり一
兩日
(
りやうじつ
)
借度
(
かりたき
)
由
(
よし
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
歸
(
かへ
)
るときに、
小六
(
ころく
)
は
袂
(
たもと
)
から
半紙
(
はんし
)
を
何枚
(
なんまい
)
も
出
(
だ
)
して、
缺席屆
(
けつせきとゞげ
)
が
入用
(
にふよう
)
だから
是
(
これ
)
に
判
(
はん
)
を
押
(
お
)
して
呉
(
く
)
れと
請求
(
せいきう
)
して、
僕
(
ぼく
)
は
退學
(
たいがく
)
か
在學
(
ざいがく
)
か
片
(
かた
)
が
付
(
つ
)
く
迄
(
まで
)
は
勉強
(
べんきやう
)
が
出來
(
でき
)
ないから
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
渠
(
かれ
)
のインバネスは、きのふ、氷峰の
入用
(
にふよう
)
なので、返してしまつたのである。
泡鳴五部作:05 憑き物
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
送
(
おく
)
るべし
且
(
かつ
)
旅籠屋清兵衞
(
はたごやせいべゑ
)
は
入用
(
にふよう
)
何程
(
なにほど
)
懸
(
かゝ
)
りても
金屋利兵衞方
(
かなやりへゑかた
)
より
請取
(
うけとら
)
れ又利兵衞
儀
(
ぎ
)
は吉三郎の母は病中の事ゆゑ
夜具
(
やぐ
)
布團
(
ふとん
)
其外に心付け
食事等
(
しよくじとう
)
宜敷
(
よろしく
)
見繼
(
みつぐ
)
べし
此段
(
このだん
)
屹度
(
きつと
)
申付たるぞ
若
(
もし
)
麁末
(
そまつ
)
成事
(
なること
)
も
有
(
あら
)
ば
曲事
(
きよくじ
)
たるべしと申
渡
(
わた
)
され皆々下られけり
偖
(
さて
)
旅僧
(
たびそう
)
一人を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“入用”の意味
《名詞》
何かの用に必要なさま。また、それに必要な費用。
(出典:Wiktionary)
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
用
常用漢字
小2
部首:⽤
5画
“入”で始まる語句
入
入口
入牢
入来
入水
入込
入交
入日
入相
入谷