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乘移
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のりうつ
ふりがな文庫
“
乘移
(
のりうつ
)” の例文
新字:
乗移
其他
(
そのほか
)
一團
(
いちだん
)
の
賤劣
(
せんれつ
)
なる
下等船客
(
かとうせんきやく
)
で、
自己
(
おのれ
)
の
腕力
(
わんりよく
)
に
任
(
まか
)
せて、
他
(
た
)
を
突除
(
つきの
)
け
蹴倒
(
けたを
)
して、
我先
(
われさき
)
にと
艇中
(
ていちう
)
に
乘移
(
のりうつ
)
つたのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
端舟
(
てんま
)
に
乘
(
のせ
)
て天神丸へぞ
乘移
(
のりうつ
)
しけり
扨
(
さて
)
杢右衞門
(
もくゑもん
)
は十八人の
水主
(
かこ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
我先
(
われさき
)
に
其
(
その
)
端艇
(
たんてい
)
に
乘移
(
のりうつ
)
らんと、
人波
(
ひとなみ
)
うつて
嘈閙
(
ひしめ
)
く
樣
(
さま
)
は、
黒雲
(
くろくも
)
の
風
(
かぜ
)
に
吹
(
ふ
)
かれて
卷返
(
まきかへ
)
すやうである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
御預け相成しに付御迎へとして用人金子忠右衞門
留守居
(
るすゐ
)
加川新右衞門
參向
(
さんかう
)
仕つり候と云へば主税之助は
會釋
(
ゑしやく
)
して是は/\
御大儀
(
ごたいぎ
)
某
(
それが
)
しこそ嘉川主税之助なり
以後
(
いご
)
何かと御世話に相成ん
宜
(
よろ
)
しく御頼み申すと言ひながら則ち
乘物
(
のりもの
)
に
乘移
(
のりうつ
)
るに生駒家の
人數
(
にんず
)
前後を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
海賊船
(
かいぞくせん
)
は
此時
(
このとき
)
砲戰
(
ほうせん
)
もどかしとや
思
(
おも
)
ひけん、
中
(
なか
)
にも
目立
(
めだ
)
つ
三隻
(
さんせき
)
四隻
(
しせき
)
は
一度
(
いちど
)
に
船首
(
せんしゆ
)
を
揃
(
そろ
)
へて、
疾風
(
しつぷう
)
迅雷
(
じんらい
)
と
突喚
(
とつくわん
)
し
來
(
きた
)
る、
劍戟
(
けんげき
)
の
光
(
ひかり
)
晃
(
きらめ
)
く
其
(
その
)
甲板
(
かんぱん
)
には、
衝突
(
しやうとつ
)
と
共
(
とも
)
に
本艦
(
ほんかん
)
に
乘移
(
のりうつ
)
らんず
海賊
(
かいぞく
)
共
(
ども
)
の
身構
(
みがまへ
)
。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
乘
部首:⼃
10画
移
常用漢字
小5
部首:⽲
11画
“乘”で始まる語句
乘
乘客
乘込
乘組
乘合
乘出
乘越
乘馬
乘掛
乘氣