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三羽
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さんば
ふりがな文庫
“
三羽
(
さんば
)” の例文
二羽
(
には
)
一処
(
ひとところ
)
にト
三羽
(
さんば
)
一処
(
ひとところ
)
にト
居
(
ゐ
)
てそして
一羽
(
いちは
)
が六
尺
(
しやく
)
ばかり
空
(
そら
)
へ
斜
(
なゝめ
)
に
足
(
あし
)
から
糸
(
いと
)
のやうに
水
(
みづ
)
を
引
(
ひ
)
いて
立
(
た
)
つてあがつたが
音
(
おと
)
がなかつた、それでもない。
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
三羽
(
さんば
)
四羽
(
しは
)
憤怒
(
ふんぬ
)
の
皷翼
(
はゞたき
)
と
共
(
とも
)
に
矢
(
や
)
の
如
(
ごと
)
く
氣球
(
きゝゆう
)
に
飛掛
(
とびか
)
かる、あつといふ
間
(
ま
)
に、
氣球
(
きゝゆう
)
は
忽
(
たちま
)
ち
其
(
その
)
鋭
(
するど
)
き
嘴
(
くちばし
)
に
突破
(
つきやぶ
)
られた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
「すゞめ
三羽
(
さんば
)
に
鳩
(
はと
)
一羽
(
いちは
)
といつてね。」と
丁
(
ちやん
)
と
格言
(
かくげん
)
まで
出來
(
でき
)
て
居
(
ゐ
)
た。それから
思
(
おも
)
ふと、みゝづくを
以
(
もつ
)
て、
忽
(
たちま
)
ち
食料問題
(
しよくれうもんだい
)
にする
土地
(
とち
)
は
人氣
(
にんき
)
が
穩
(
おだや
)
かである。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
……あなたと、ご
一所
(
いっしょ
)
、私ども、氏神様の
社
(
やしろ
)
なんじゃありませんか。
三羽
(
さんば
)
、
羽掻
(
はがい
)
をすくめてまごついた処は、うまれた家の表通りだったのですから……
笑事
(
わらいごと
)
じゃありません。
些
(
ち
)
と変です。
菊あわせ
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「
少
(
すこ
)
しお
歩行
(
ある
)
きなさい、
白鷺
(
しらさぎ
)
は、
白金
(
しろかね
)
(
本家
(
ほんけ
)
、
芝
(
しば
)
)の
庭
(
には
)
へも
來
(
き
)
ますよ。」つい
小岩
(
こいは
)
から
市川
(
いちかは
)
の
間
(
あひだ
)
、
左
(
ひだり
)
の
水田
(
すゐでん
)
に、すら/\と
三羽
(
さんば
)
、
白
(
しろ
)
い
褄
(
つま
)
を
取
(
と
)
つて、
雪
(
ゆき
)
のうなじを
細
(
ほつそ
)
りとたゝずんで
居
(
ゐ
)
たではないか。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
羽
常用漢字
小2
部首:⽻
6画
“三羽”で始まる語句
三羽烏
三羽鴉