“笑事”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わらいごと60.0%
わらひごと40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
思わず警句一番した、女房も余りの話、つい釣り込まれてふき出したが、ひるがえって案ずるに笑事わらいごとではないのである。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
……あなたと、ご一所いっしょ、私ども、氏神様のやしろなんじゃありませんか。三羽さんば羽掻はがいをすくめてまごついた処は、うまれた家の表通りだったのですから……笑事わらいごとじゃありません。と変です。
菊あわせ (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
いや、笑事わらひごとではない。しばらくして——ひがしうみかぎり、きた野辺地のへぢいたるまで、東西とうざい南北なんぼく十三周囲しうゐ十六
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
笑事わらひごとではない。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)