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ろうじやう
語句 | 割合 |
籠城 | 42.9% |
楼上 | 28.6% |
樓上 | 28.6% |
鉢肴また
洗と
稱へ、
縁日の
金魚を
丼に
浮かせて——(
氷を
添へてもいゝ)——
後にひきものに
持たせて
歸す、
殆ど
籠城に
馬を
洗ふ
傳説の
如き、
凄い
寸法があると
仄聞した。
夫より
両国尾上町、
京屋が
楼上に
集会する事十
歳あまり、
之を聞くものおれ
我れに語り、今は
世渡るたつきともなれり、
峨江初は
觴を
泛め、
末は
大河となる
噺も
末は
金銭になるとは
河岸の
小店の
百囀づりより、
優にうづ
高き
大籬の
樓上まで、
絃歌の
聲のさま/″\に
沸き
來るやうな
面白さは
大方の
人おもひ
出でゝ
忘れぬ
物に
思すも
有るべし。