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籠城
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ろうじやう
ふりがな文庫
“
籠城
(
ろうじやう
)” の例文
東京驛
(
とうきやうえき
)
を
一番
(
いちばん
)
で
立
(
た
)
てば、
無理
(
むり
)
にも
右樣
(
みぎやう
)
の
計略
(
けいりやく
)
の
行
(
おこな
)
はれない
事
(
こと
)
もなささうだが、
籠城
(
ろうじやう
)
難儀
(
なんぎ
)
に
及
(
およ
)
んだ
處
(
ところ
)
で、
夜討
(
ようち
)
は
眞似
(
まね
)
ても、
朝
(
あさ
)
がけの
出來
(
でき
)
ない
愚將
(
ぐしやう
)
である。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
鉢肴
(
はちざかな
)
また
洗
(
あらひ
)
と
稱
(
とな
)
へ、
縁日
(
えんにち
)
の
金魚
(
きんぎよ
)
を
丼
(
どんぶり
)
に
浮
(
う
)
かせて——(
氷
(
こほり
)
を
添
(
そ
)
へてもいゝ)——
後
(
のち
)
にひきものに
持
(
も
)
たせて
歸
(
かへ
)
す、
殆
(
ほとん
)
ど
籠城
(
ろうじやう
)
に
馬
(
うま
)
を
洗
(
あら
)
ふ
傳説
(
でんせつ
)
の
如
(
ごと
)
き、
凄
(
すご
)
い
寸法
(
すんぱふ
)
があると
仄聞
(
そくぶん
)
した。
九九九会小記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
又
(
また
)
來
(
く
)
るよ、とふられさうな
先
(
さき
)
を
見越
(
みこ
)
して、
勘定
(
かんぢやう
)
をすまして、
潔
(
いさぎよ
)
く
退
(
しりぞ
)
いた。が、
旅宿
(
りよしゆく
)
へ
歸
(
かへ
)
つて、
雙方
(
さうはう
)
顏
(
かほ
)
を
見合
(
みあは
)
せて、ためいきをホツと
吐
(
つ
)
いた。——
今夜
(
こんや
)
一夜
(
いちや
)
の
籠城
(
ろうじやう
)
にも、
剩
(
あま
)
すところの
兵糧
(
ひやうらう
)
では
覺束
(
おぼつか
)
ない。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“籠城”の意味
《名詞》
籠城(ろうじょう)
戦で敵に囲まれて城に立て籠ること。
屋内に閉じ籠って外出しないこと。
(出典:Wiktionary)
“籠城(攻城戦)”の解説
攻城戦(こうじょうせん、en: siege)とは、敵の砦、城、城壁都市を奪取するための戦闘のことである。相手を飢えさせる戦法であり、兵糧攻めともいまた、守る側(防塞・塁塞)から見た戦闘を籠城戦(または篭城戦、ろうじょうせん)という。
(出典:Wikipedia)
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
城
常用漢字
小4
部首:⼟
9画
“籠城”で始まる語句
籠城中
籠城戦
籠城作業
籠城時代