“りうすゐ”の漢字の書き方と例文
語句割合
流水100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
未練みれんをしみてとも思召おぼしめさんくるしさよとおもひやりてはしづおもいだしてはむせかへみとはなんゆめにもわすれてるものは人生じんせいきといふきの數々かず/\るものは無意むい無心むしん春夏秋冬しゆんかしうとう落花らくくわ流水りうすゐちりてながれてかへなみとしまたとし今日けふこゝろけやする明日あすおもひのはなれやするあは
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
しかして國沴こくてん一偈いちげつくなんぢ流水りうすゐかへるをおくるべしとて、よつぎんじてふ。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
子をうみつける所はかれが心にありて一定いちぢやうならずといへども、千曲ちくま魚野うをのりやう河のがつする川口といふよりすなに小石のまじるゆゑ、これよりをおのれがうむ所とし、ながれの絶急はげしからぬ清き流水りうすゐの所にうむ也。