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みしょう
ふりがな文庫
“みしょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
実生
29.6%
未生
22.2%
微笑
11.1%
未詳
11.1%
身性
7.4%
味生
7.4%
味漿
3.7%
微小
3.7%
身証
3.7%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
実生
(逆引き)
蝦夷松
(
えぞまつ
)
や
椴松
(
とどまつ
)
、昔此辺の
帝王
(
ていおう
)
であったろうと思わるゝ大木
倒
(
たお
)
れて朽ち、朽ちた其木の
屍
(
かばね
)
から
実生
(
みしょう
)
の
若木
(
わかぎ
)
が
矗々
(
すくすく
)
と伸びて、若木其ものが
径
(
けい
)
一尺に
余
(
あま
)
るのがある。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
みしょう(実生)の例文をもっと
(8作品)
見る
未生
(逆引き)
やがて夫人が、
一度
(
ひとたび
)
、幻に
未生
(
みしょう
)
のうない子を、病中のいためる
御胸
(
おんむね
)
に、
抱
(
いだ
)
きしめたまう姿は、見る目にも痛ましい。
夫人利生記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
みしょう(未生)の例文をもっと
(6作品)
見る
微笑
(逆引き)
須弥壇の観音像は、二つだが全く一つとなっている夫婦というもののこんな場合のすがたを、
微笑
(
みしょう
)
の下に見おろしていた。雨露次の手には、妻の薄い背を打つ
喘
(
あえ
)
ぎが、いつまでもわかっていた。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
みしょう(微笑)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
未詳
(逆引き)
“——前記姓名
未詳
(
みしょう
)
の男は、二十五歳前後の青年にあらずして、実は六十五歳前後の老人なること判明せり。
鞄らしくない鞄
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
みしょう(未詳)の例文をもっと
(3作品)
見る
身性
(逆引き)
三宅島
(
しま
)
にいたころのことを思や、これでも
極楽
(
ごくらく
)
、下らねえ欲をかいて、変なことから、
身性
(
みしょう
)
が
曝
(
ば
)
れでもすると、とんだことだと思って、つつしんではいるものの、
精進
(
しょうじん
)
ぐらしも、これで三年
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
みしょう(身性)の例文をもっと
(2作品)
見る
味生
(逆引き)
川の向うには
緩
(
ゆる
)
い丘の起伏がつづき、
吹田
(
すいた
)
や
味生
(
みしょう
)
の村々を
指呼
(
しこ
)
することが出来る。
平賀源内捕物帳:長崎ものがたり
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
みしょう(味生)の例文をもっと
(2作品)
見る
味漿
(逆引き)
こうして四升の水が半分以下に煮詰まった時、火から下ろすのであるが、もうその時は、すっぽんの
味漿
(
みしょう
)
は悉く汁に出て、肉も何も綿のように柔らかくなっているのである。
すっぽん
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
みしょう(味漿)の例文をもっと
(1作品)
見る
微小
(逆引き)
そして、御壇ノ
帳
(
とばり
)
の蔭に
冥々
(
めいめい
)
と立ち並んでいる先祖代々の位牌の御厨子を、
微小
(
みしょう
)
な
灯
(
ほ
)
ゆらぎの中に、じっと見あげた。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
みしょう(微小)の例文をもっと
(1作品)
見る
身証
(逆引き)
疑ってみたんだ。が、考えてその四人まで
身証
(
みしょう
)
がはっきりして取り除くとすると——
最後
(
あと
)
の一人が犯人てえことは、なあ彦、動かねえところだろうじゃあねえか。
釘抜藤吉捕物覚書:11 影人形
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
みしょう(身証)の例文をもっと
(1作品)
見る
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