未詳みしょう)” の例文
しかしその成因其他せいいんそのたについては未詳みしょうであるが、とにかく兇行に関係のある重大なる謎として係官の注意を集めている。
柿色の紙風船 (新字新仮名) / 海野十三(著)
“——前記姓名未詳みしょうの男は、二十五歳前後の青年にあらずして、実は六十五歳前後の老人なること判明せり。
鞄らしくない鞄 (新字新仮名) / 海野十三(著)
近頃しらべてみたところ、わたくしの父母は未詳みしょうである。つまり、拾われた子であることがわかった。だから、人間の母胎ぼたいから生れてきたかどうか、その辺のことはすこぶる疑わしいこととなった。
第四次元の男 (新字新仮名) / 海野十三(著)