“未詳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みしょう75.0%
いまだつまびらかならず25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしその成因其他せいいんそのたについては未詳みしょうであるが、とにかく兇行に関係のある重大なる謎として係官の注意を集めている。
柿色の紙風船 (新字新仮名) / 海野十三(著)
“——前記姓名未詳みしょうの男は、二十五歳前後の青年にあらずして、実は六十五歳前後の老人なること判明せり。
鞄らしくない鞄 (新字新仮名) / 海野十三(著)
(春はらとよむ又同国に原田はるたといふ所あり、原をはると訓す、ゆゑ未詳いまだつまびらかならず。)一山みな黄楊つげのみといへり。五里飯塚駅。伊勢屋藤次郎の家に休す。此駅天満宮及納祖八幡の祠あり。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)