“はゝご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
母御80.0%
母公20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ロミオ あのかた母御はゝごとは、何誰どなたぢゃ?
たがひぞとて御優おやさしき御詞おことばわれもしきりにうれしくてたづぬるひとありとこそあかさゞりしが種々いろ/\との物語ものがたり和女そなた母御はゝご斯々かく/\ひとならずやとおもらぬ御問おとまことかぞなんとして御存ごぞんじとへばわすれてるべきか和女そなたれとは兄弟きやうだいぞかしれは梨本なしもというなるを
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
いと忠實まめ/\しくはたらさま如何にも孝子と見えけるゆゑ九助も不便ふびんに思ひ勝手元迄かつてもとまで手傳てつだひて少しなが母公はゝごに何ぞまゐらせられよと錢一貫文くわんもんやりければ母子は有難なみだを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
とる所存なれば今吉三郎が來りしを忌々敷いま/\しく思ひ何卒して田舍ゐなか追歸おひかへさんと心にたくみ夫は態々わざ/\尋ね來りしかど此方このはうかはる事なければ今母公はゝご對面たいめんするには及ばず早々さう/\國へ歸りて母を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)