“御問”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おんとい66.7%
おと33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことさらに皇国の歌はなど言はるるは例の歌より外に何物も知らぬ歌よみの言かと被怪あやしまれ候。「いづれの世にいづれの人が理窟を読みては歌にあらずと定め候」とは驚きたる御問おんといに有之候。
歌よみに与ふる書 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
ことさらに皇国の歌はなど言わるるは例の歌よりほかに何物も知らぬ歌よみのげんかと被怪あやしまれ候。「いずれの世にいずれの人が理屈を読みては歌にあらずと定め候や」とは驚きたる御問おんといに有之候。
歌よみに与ふる書 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
たがひぞとて御優おやさしき御詞おことばわれもしきりにうれしくてたづぬるひとありとこそあかさゞりしが種々いろ/\との物語ものがたり和女そなた母御はゝご斯々かく/\ひとならずやとおもらぬ御問おとまことかぞなんとして御存ごぞんじとへばわすれてるべきか和女そなたれとは兄弟きやうだいぞかしれは梨本なしもというなるを
五月雨 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)