“ぼこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
母公40.0%
母后40.0%
墓𥥔10.0%
母校10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
浪人してもいさゝか田地や山を購求かいもとめて、お妹御に不自由をさせるような事は致さん積りで、事によれば母公ぼこうまで共々お引取り申しい心得でおる程でござるから
たとへば河内かはちにある聖徳太子しようとくたいし御墓おはかには、太子たいし母后ぼこうと、太子たいしきさき三人さんにん御棺おかんれてあるとのことです。またなかには死者ししや石棺せきかんでなく木棺もくかんにいれてはうむつた石室せきしつおほくあります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
しかし、それは神経の病的作用でもなく、勿論妖しい瘴気しょうき所業しわざであり得よう道理はない。すでに法水は、墓𥥔ぼこうの所在を知っていたのである。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
「法水君、問題は、これで綺麗きれいさっぱり割り切れてしまったのだ。もう猶予ゆうよするところはない。算哲の墓𥥔ぼこうを発掘するんだ」
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
ある同窓会どうそうかいがあって、ひさしぶりで母校ぼこうあつまり、なつかしい先生せんせいいたのですが、かおわせたのは、わずか十五、六にんぎなかったばかりでなく、あずまも、小原おばらも、有田ありた
生きぬく力 (新字新仮名) / 小川未明(著)