“木棺”の読み方と例文
読み方割合
もくかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは木棺もくかんはくさつてしまつても、それに使つかつたてつくぎなどがのこつてゐるのでわかります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
たとへば河内かはちにある聖徳太子しようとくたいし御墓おはかには、太子たいし母后ぼこうと、太子たいしきさき三人さんにん御棺おかんれてあるとのことです。またなかには死者ししや石棺せきかんでなく木棺もくかんにいれてはうむつた石室せきしつおほくあります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
またこれらのはかなかには、死骸しがいをぢかにれたのではなく、いしつくつた石棺せきかんだとか、いしつくつたおほきいいし部屋へやまうけられて、そのなか石棺せきかんあるひは木棺もくかんに、死骸しがいをさめてはうむられたのであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)