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母御
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はゝご
ふりがな文庫
“
母御
(
はゝご
)” の例文
四人にあまるお子たちの
母御
(
はゝご
)
でいらっしゃいましたけれども、根がおうつくしいおかたのうえに、ついぞいまゝでは苦労という苦労もなされず
盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
軒
(
のき
)
ばの
松
(
まつ
)
に
鶴
(
つる
)
が
來
(
き
)
て
巣
(
す
)
をくひはせぬか、これを
世間
(
せけん
)
の
目
(
め
)
に
何
(
なに
)
と
見
(
み
)
るらん、
母御
(
はゝご
)
は
世辭
(
せじ
)
上手
(
じようず
)
にて
人
(
ひと
)
を
外
(
そ
)
らさぬ
甘
(
うま
)
さあれば、
身
(
み
)
を
無
(
な
)
いものにして
闇
(
やみ
)
をたどる
娘
(
むすめ
)
よりも、一
枚
(
まい
)
あがりて
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ロミオ あの
方
(
かた
)
の
母御
(
はゝご
)
とは、
何誰
(
どなた
)
ぢゃ?
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
互
(
たが
)
ひぞとて
御優
(
おやさ
)
しき
御詞
(
おことば
)
我
(
われ
)
もしきりに
嬉
(
うれ
)
しくて
尋
(
たづ
)
ぬる
人
(
ひと
)
ありとこそ
明
(
あか
)
さゞりしが
種々
(
いろ/\
)
との
物語
(
ものがたり
)
に
和女
(
そなた
)
の
母御
(
はゝご
)
は
斯々
(
かく/\
)
の
人
(
ひと
)
ならずやと
思
(
おも
)
ひ
寄
(
よ
)
らぬ
御問
(
おと
)
ひ
誠
(
まこと
)
に
若
(
し
)
かぞ
何
(
なん
)
として
御存
(
ごぞん
)
じと
云
(
い
)
へば
忘
(
わす
)
れて
成
(
な
)
るべきか
和女
(
そなた
)
と
我
(
わ
)
れとは
兄弟
(
きやうだい
)
ぞかし
我
(
わ
)
れは
梨本
(
なしもと
)
の
優
(
いう
)
なるを
五月雨
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
母
常用漢字
小2
部首:⽏
5画
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
“母御”で始まる語句
母御前
母御似
母御樣