“おやご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
親御87.5%
親公4.2%
母御4.2%
養父御4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「だってお前、よその子供をつれだして見知らぬ人にさらわれてしまったのだもの、文房具屋の親御おやごに対してすまんじゃないか」
少年探偵呉田博士と与一 (新字新仮名) / 平林初之輔(著)
心當こゝろあてに助十樣と御尋おたづね申せしと始終はじめをはりを物語りけるに兩人は思はず涙を流し偖々さて/\いまだ年も行ぬ身を以て百餘里のみちくだ親公おやごほね
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
と云れていと迷惑めいわくながらいやとも云ねば部屋へ行き今朝こんてうみせへ一にん醫師いしやの來たりしことよりして親公おやごのいかりに詮方なく向ふをことわり歸へりしまで一伍一什いちぶしじふをはなしけるにきく長三郎は宛然さながら髮揷かざしの花を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
それにあなたの母御おやご様は、まましい中のあなた様を、この上もないお憎しみ。死なふとまでの御覚悟も、どふやらそんな御事からと、あの晩深井様からあらましは、承つてをりまする。
したゆく水 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
「はい。……でも良人は、たとえ、ご勘当はゆるされても、帰る気はない、とうに武士は捨てたと、言い切ッておりました。なれど何せい養父御おやごの長のお病気いたつきやら、思いもかけぬ戦乱となりましたので」
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)