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てんちかん
ふりがな文庫
“てんちかん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
天地間
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天地間
(逆引き)
こうだぜ——吾輩は美学を専攻するつもりだから
天地間
(
てんちかん
)
の面白い出来事はなるべく写生しておいて将来の参考に供さなければならん、気の毒だの
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
天地間
(
てんちかん
)
僕
(
ぼく
)
一
人
(
にん
)
、
鳥
(
とり
)
も
鳴
(
な
)
かず。
僕
(
ぼく
)
は
暫
(
しば
)
らく
絶頂
(
ぜつちやう
)
の
石
(
いし
)
に
倚
(
よ
)
つて
居
(
ゐ
)
た。この
時
(
とき
)
、
戀
(
こひ
)
もなければ
失戀
(
しつれん
)
もない、たゞ
悽愴
(
せいさう
)
の
感
(
かん
)
に
堪
(
た
)
えず、
我生
(
わがせい
)
の
孤獨
(
こどく
)
を
泣
(
な
)
かざるを
得
(
え
)
なかつた。
湯ヶ原より
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
天地間
(
てんちかん
)
の千
人
(
にん
)
勝
(
まさ
)
りの
勇士
(
ゆうし
)
だというに、どうして
目
(
め
)
に
黥
(
いれずみ
)
をしているのです。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
此
(
この
)
天地間
(
てんちかん
)
、
僕
(
ぼく
)
を
愛
(
あい
)
し、
又
(
また
)
僕
(
ぼく
)
が
愛
(
あい
)
する
者
(
もの
)
は
唯
(
た
)
だ
此
(
この
)
少女
(
せうぢよ
)
ばかりといふ
風
(
ふう
)
な
感情
(
こゝろもち
)
が
爲
(
し
)
て
來
(
き
)
た。
湯ヶ原より
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
天地間
(
てんちかん
)
最早
(
もはや
)
小山某
(
こやまなにがし
)
といふ
畫
(
ゑ
)
かきの
書生
(
しよせい
)
は
居
(
ゐ
)
なくなる! と
僕
(
ぼく
)
は
思
(
おも
)
つた
時
(
とき
)
、
思
(
おも
)
はず
足
(
あし
)
を
止
(
とゞ
)
めた。
頭
(
あたま
)
の
上
(
うへ
)
の
眞黒
(
まつくろ
)
に
繁
(
しげ
)
つた
枝
(
えだ
)
から
水
(
みづ
)
がぼた/\
落
(
お
)
ちる、
墓穴
(
はかあな
)
のやうな
溪底
(
たにそこ
)
では
水
(
みづ
)
の
激
(
げき
)
して
流
(
なが
)
れる
音
(
おと
)
が
悽
(
すご
)
く
響
(
ひゞ
)
く。
湯ヶ原より
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
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(3作品)
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