“てつもん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鐵門66.7%
銕門33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちかづいてると、鐵門てつもん上部じやうぶには、いわきざまれて「秘密ひみつ造船所ざうせんじよ」の五意味ゐみありあらはれてつた。
ぢやう鐵門てつもん
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
此處こゝです。』と一言いちごんのこして、鐵門てつもんくゞつた、わたくしもつゞいてそのなかると、たちまる、此處こゝは、四方しほう數百すうひやくけん大洞窟おほほらあなで、前後左右ぜんごさゆうけづつたやう巖石がんぜきかこまれ、上部じやうぶには天窓てんまどのやうな
屏風岩べうぶいわうへを二十ヤードばかりすゝむと、正面しやうめんかべのやうに屹立つゝたつたる大巖石だいがんせき中央ちゆうわうに、一個いつこ鐵門てつもんがあつて、その鐵門てつもんまへには、武裝ぶさうせる當番たうばん水兵すいへい嚴肅げんしゆくつてつたが、大佐等たいさら姿すがたるより
巍々ぎぎたる高閣雲にそびえ。打ちめぐらしたる石垣いしがきのその正面には。銕門てつもんの柱ふとやかにいかめしきは。いわでもしるき貴顕の住居すまい主人あるじきみといえるは。西南某藩それはんさむらいにして。
藪の鶯 (新字新仮名) / 三宅花圃(著)