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だいわう
ふりがな文庫
“だいわう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
大王
60.0%
大黄
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大王
(逆引き)
途次
(
みちすがら
)
、
彼
(
か
)
の
世
(
よ
)
に
聞
(
きこ
)
えた
鬼門關
(
きもんくわん
)
を
過
(
す
)
ぎようとして、
不案内
(
ふあんない
)
の
道
(
みち
)
に
踏迷
(
ふみまよ
)
つて、
漸
(
やつ
)
と
辿着
(
たどりつ
)
いたのが
此
(
こ
)
の
古廟
(
こべう
)
で、べろんと
額
(
ひたひ
)
の
禿
(
は
)
げた
大王
(
だいわう
)
が、
正面
(
しやうめん
)
に
口
(
くち
)
を
赫
(
くわつ
)
と
開
(
あ
)
けてござる、うら
枯
(
が
)
れ
野
(
の
)
に
唯
(
たゞ
)
一
(
ひと
)
つ
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「へい、
殿樣
(
とのさま
)
へ、
御免
(
ごめん
)
なせいまし。」と
尻
(
しり
)
からげの
緊
(
しま
)
つた
脚絆
(
きやはん
)
。もろに
揃
(
そろ
)
へて
腰
(
こし
)
を
屈
(
かゞ
)
めて
揉手
(
もみで
)
をしながら、ふと
見
(
み
)
ると、
大王
(
だいわう
)
の
左右
(
さいう
)
の
御傍立
(
おわきだち
)
。
一
(
ひと
)
つは
朽
(
く
)
ちたか、
壞
(
こは
)
れたか、
大破
(
たいは
)
の
古廟
(
こべう
)
に
形
(
かたち
)
も
留
(
と
)
めず。
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
だいわう(大王)の例文をもっと
(3作品)
見る
大黄
(逆引き)
可笑
(
をか
)
しい話でございますが、わたしは
未
(
いまだ
)
に薬種の匂、
陳皮
(
ちんぴ
)
や
大黄
(
だいわう
)
の匂がすると、
必
(
かならず
)
この無尽燈を思ひ出さずには居られません。
雛
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
そこで僕に別に一碗の熱湯を持ち来れと命じ、自ら起つて調合所に往き、
大黄
(
だいわう
)
一撮
(
ひとつまみ
)
を取り来つて熱湯中に投じ、頓服して臥した。既にして
上圊
(
しやうせい
)
両度であつた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
だいわう(大黄)の例文をもっと
(2作品)
見る
検索の候補
だいおう
おほきみ
おほぎみ
きみ
たいおう
オホギミ
キング
マハ・デヴァ