“踏迷”の読み方と例文
読み方割合
ふみまよ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と問わぬことまで深切しんせつに話します。それでよく仔細しさいわかってたしかになりはなったけれども、現に一人踏迷ふみまよった者がある。
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
人間てものは誰でも誤って邪路に踏迷ふみまよう事があるが、心から悔悛めれば罪は奇麗にぬぐい去られると懇々説諭して
三十年前の島田沼南 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
急ぎしに※らずも踏迷ふみまよあへぎ/\漸々やう/\秋葉の寶前はうぜんに來りしが此時ははや夜中にてゴーン/\となりしは丑刻やつかねなれば最早もはや何へも行難しふもとへ下ればおほかみ多く又夜ふけに本坊を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)