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ふみまよ
ふりがな文庫
“ふみまよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
踏迷
50.0%
蹈迷
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
踏迷
(逆引き)
急ぎしに※らずも
踏迷
(
ふみまよ
)
ひ
喘
(
あへ
)
ぎ/\
漸々
(
やう/\
)
秋葉の
寶前
(
はうぜん
)
に來りしが此時は
早
(
はや
)
眞
(
ま
)
夜中にてゴーン/\と
鳴
(
なり
)
しは
丑刻
(
やつ
)
の
鐘
(
かね
)
なれば
最早
(
もはや
)
何へも行難し
麓
(
ふもと
)
へ下れば
狼
(
おほかみ
)
多く又夜
深
(
ふけ
)
に本坊を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
途次
(
みちすがら
)
、
彼
(
か
)
の
世
(
よ
)
に
聞
(
きこ
)
えた
鬼門關
(
きもんくわん
)
を
過
(
す
)
ぎようとして、
不案内
(
ふあんない
)
の
道
(
みち
)
に
踏迷
(
ふみまよ
)
つて、
漸
(
やつ
)
と
辿着
(
たどりつ
)
いたのが
此
(
こ
)
の
古廟
(
こべう
)
で、べろんと
額
(
ひたひ
)
の
禿
(
は
)
げた
大王
(
だいわう
)
が、
正面
(
しやうめん
)
に
口
(
くち
)
を
赫
(
くわつ
)
と
開
(
あ
)
けてござる、うら
枯
(
が
)
れ
野
(
の
)
に
唯
(
たゞ
)
一
(
ひと
)
つ
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ふみまよ(踏迷)の例文をもっと
(5作品)
見る
蹈迷
(逆引き)
たとい山賊といえども、山路におのれ
蹈迷
(
ふみまよ
)
った時
寸毫
(
すんごう
)
の害も加えられずして、かえって
此方
(
こなた
)
より道を聞いて、
麓
(
ふもと
)
に下りることを得たりとせんか、渠は恩人である。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
とばかり笑み迎えて、さあ、こちらへ、と云うのが、座敷へ
引返
(
ひっかえ
)
す途中になるまで、
気疾
(
きばや
)
に引込んでしまったので、
左右
(
とこう
)
の
暇
(
いとま
)
も無く、姉夫人は鶴が山路に
蹈迷
(
ふみまよ
)
ったような形で、机だの、
卓子
(
テイブル
)
だの
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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