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蹈迷
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ふみまよ
ふりがな文庫
“
蹈迷
(
ふみまよ
)” の例文
と
問
(
と
)
はぬことまで
親切
(
しんせつ
)
に
話
(
はな
)
します。
其
(
それ
)
で
能
(
よ
)
く
仔細
(
しさい
)
が
解
(
わか
)
つて
確
(
たしか
)
になりはなつたけれども、
現
(
げん
)
に
一人
(
ひとり
)
蹈迷
(
ふみまよ
)
つた
者
(
もの
)
がある。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
我も早く出去らんとまたもや廊下を伝わりて穴に下りんと
蹈迷
(
ふみまよ
)
い、運
拙
(
つたの
)
うしてまた
旧
(
もと
)
の座敷牢に入り終んぬ。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
たとい山賊といえども、山路におのれ
蹈迷
(
ふみまよ
)
った時
寸毫
(
すんごう
)
の害も加えられずして、かえって
此方
(
こなた
)
より道を聞いて、
麓
(
ふもと
)
に下りることを得たりとせんか、渠は恩人である。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
とばかり笑み迎えて、さあ、こちらへ、と云うのが、座敷へ
引返
(
ひっかえ
)
す途中になるまで、
気疾
(
きばや
)
に引込んでしまったので、
左右
(
とこう
)
の
暇
(
いとま
)
も無く、姉夫人は鶴が山路に
蹈迷
(
ふみまよ
)
ったような形で、机だの、
卓子
(
テイブル
)
だの
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
場所が違ったかとも怪しんだ、けれども、
蹈迷
(
ふみまよ
)
う路続きではない。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
蹈
漢検1級
部首:⾜
17画
迷
常用漢字
小5
部首:⾡
9画
“蹈”で始まる語句
蹈
蹈込
蹈鞴
蹈台
蹈出
蹈外
蹈海
蹈鳴
蹈襲
蹈留