“気疾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きばや80.0%
きやみ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
気疾きばやなのががらりと開けると、中は真赤まっか紅色べにいろさっと透通るように光って、一畳ばかり丸くこう、畳の目が一ツ一ツ見えるようだッたてこッてす。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
が、気疾きばやくびからさきへ突込つっこむ目に、何と、ねやの枕に小ざかもり、媚薬びやく髣髴ほうふつとさせた道具が並んで、生白なまじろけた雪次郎が、しまの広袖どてらで、微酔ほろよいで、夜具にもたれていたろうではないか。
鷭狩 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「それでも、私が気疾きやみをしております事を御存じのようでしたわ。先刻さっき、」
春昼後刻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)