“きばや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
気早58.8%
気疾23.5%
氣早11.8%
氣速5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
気早(きばや)な連中はもう引き揚げると見える。ところへ将軍と共に汽車を下りた兵士が三々五々隊を組んで場内から出てくる。
趣味の遺伝 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
が、気疾(きばや)に頸(くび)からさきへ突込(つっこ)む目に、何と、閨(ねや)の枕に小ざかもり、媚薬(びやく)を髣髴(ほうふつ)とさせた道具が並んで、生白(なまじろ)けた雪次郎が、しまの広袖(どてら)で、微酔(ほろよい)で、夜具に凭(もた)れていたろうではないか。
鷭狩 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
搖上(ゆりあ)げ搖下(ゆりおろ)され今にも逆卷(さかまく)浪(なみ)に引れ那落(ならく)に沈(しづ)まん計りなれば八寒(かん)八熱(ねつ)の地獄(ぢごく)の樣も斯(かく)やとばかり怖(おそ)ろしなんども愚(おろ)かなり看々(みる/\)山の如き大浪(おほなみ)は天神丸の胴腹(どうはら)へ打付たれば哀(あはれ)やさしも堅固(けんご)に營(しつ)らへし天神丸も忽地(たちまち)巖石(がんせき)に打付られ微塵(みぢん)に成(なつ)て碎(くだ)け失たり氣早(きばや)き吉兵衞は此時早くも身構(みがま)へして所持の品は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)