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辿着
ふりがな文庫
“辿着”の読み方と例文
読み方
割合
たどりつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たどりつ
(逆引き)
気絶した母を抱いたまま
泥濘
(
ぬかるみ
)
に何度も足を取られながら、ただ死力を尽して走りに走った敦夫は、ようやくの事で村田の家へ
辿着
(
たどりつ
)
くと
殺生谷の鬼火
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
一間ばかりの所を一朝かかって
居去
(
いざ
)
って、
旧
(
もと
)
の処へ
辛
(
かろ
)
うじて
辿着
(
たどりつ
)
きは着いたが、さて新鮮の空気を呼吸し得たは束の間
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
漸
(
やっ
)
と
茶店
(
ちゃや
)
に
辿着
(
たどりつ
)
くと、其の駕籠は
軒下
(
のきした
)
に建つて居たが、沢の腰を掛けた時、白い
毛布
(
けっと
)
に包まつた病人らしい
漢
(
おとこ
)
を乗せたが、ゆらりと
上
(
あが
)
つて、すた/\行く……
貴婦人
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
辿着(たどりつ)の例文をもっと
(5作品)
見る
辿
漢検準1級
部首:⾡
7画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“辿”で始まる語句
辿
辿々
“辿着”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
泉鏡太郎
泉鏡花
山本周五郎