“辿着”の読み方と例文
読み方割合
たどりつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
気絶した母を抱いたまま泥濘ぬかるみに何度も足を取られながら、ただ死力を尽して走りに走った敦夫は、ようやくの事で村田の家へ辿着たどりつくと
殺生谷の鬼火 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
一間ばかりの所を一朝かかって居去いざって、もとの処へかろうじて辿着たどりつきは着いたが、さて新鮮の空気を呼吸し得たは束の間
やっ茶店ちゃや辿着たどりつくと、其の駕籠は軒下のきしたに建つて居たが、沢の腰を掛けた時、白い毛布けっとに包まつた病人らしいおとこを乗せたが、ゆらりとあがつて、すた/\行く……
貴婦人 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)