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たどりつ
ふりがな文庫
“たどりつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
辿着
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
辿着
(逆引き)
宮は
鳩羽鼠
(
はとばねずみ
)
の
頭巾
(
ずきん
)
を
被
(
かぶ
)
りて、
濃浅黄地
(
こいあさぎぢ
)
に白く
中形
(
ちゆうがた
)
模様ある毛織のシォールを
絡
(
まと
)
ひ、学生は焦茶の
外套
(
オバコオト
)
を着たるが、身を
窄
(
すぼ
)
めて吹来る
凩
(
こがらし
)
を
遣過
(
やりすご
)
しつつ、遅れし宮の
辿着
(
たどりつ
)
くを待ちて言出せり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
途次
(
みちすがら
)
、
彼
(
か
)
の
世
(
よ
)
に
聞
(
きこ
)
えた
鬼門關
(
きもんくわん
)
を
過
(
す
)
ぎようとして、
不案内
(
ふあんない
)
の
道
(
みち
)
に
踏迷
(
ふみまよ
)
つて、
漸
(
やつ
)
と
辿着
(
たどりつ
)
いたのが
此
(
こ
)
の
古廟
(
こべう
)
で、べろんと
額
(
ひたひ
)
の
禿
(
は
)
げた
大王
(
だいわう
)
が、
正面
(
しやうめん
)
に
口
(
くち
)
を
赫
(
くわつ
)
と
開
(
あ
)
けてござる、うら
枯
(
が
)
れ
野
(
の
)
に
唯
(
たゞ
)
一
(
ひと
)
つ
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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(5作品)
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