“鳩羽鼠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はとはねずみ50.0%
はとばねずみ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
盛り上り揺(ゆ)り下ぐる岩蔭の波の下(した)に咲く海アネモネの褪紅(たいこう)、緋天鵞絨(ひびろうど)を欺く緋薔薇(ひばら)緋芥子(ひげし)の緋紅、北風吹きまくる霜枯の野の狐色(きつねいろ)、春の伶人(れいじん)の鶯が着る鶯茶、平和な家庭の鳥に属する鳩羽鼠(はとはねずみ)
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
宮は鳩羽鼠(はとばねずみ)の頭巾(ずきん)を被(かぶ)りて、濃浅黄地(こいあさぎぢ)に白く中形(ちゆうがた)模様ある毛織のシォールを絡(まと)ひ、学生は焦茶の外套(オバコオト)を着たるが、身を窄(すぼ)めて吹来る凩(こがらし)を遣過(やりすご)しつつ、遅れし宮の辿着(たどりつ)くを待ちて言出せり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)