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褪紅
ふりがな文庫
“褪紅”の読み方と例文
読み方
割合
たいこう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たいこう
(逆引き)
天蓋
(
てんがい
)
の、
華鬘
(
けまん
)
の、
金襴
(
きんらん
)
の帯の、雲の幾流は、
緋
(
ひ
)
になびき、なびきて朱となり、
褪紅
(
たいこう
)
となり、
灰銀
(
かいぎん
)
をさえ
交
(
まじ
)
えたやわらかな毛ばだちの
樺
(
かば
)
となり、また葡萄紫となった。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
盛り上り
揺
(
ゆ
)
り下ぐる岩蔭の波の
下
(
した
)
に咲く海アネモネの
褪紅
(
たいこう
)
、
緋天鵞絨
(
ひびろうど
)
を欺く
緋薔薇
(
ひばら
)
緋芥子
(
ひげし
)
の緋紅、北風吹きまくる霜枯の野の
狐色
(
きつねいろ
)
、春の
伶人
(
れいじん
)
の鶯が着る鶯茶、平和な家庭の鳥に属する
鳩羽鼠
(
はとはねずみ
)
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
褪紅(たいこう)の例文をもっと
(2作品)
見る
褪
漢検1級
部首:⾐
15画
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
“褪紅”で始まる語句
褪紅色
褪紅緋色
検索の候補
褪紅色
褪紅緋色
“褪紅”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
北原白秋