“大破”の読み方と例文
読み方割合
たいは100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
堂は形だけ残っておりますけれども、勿体(もったい)ないほど大破(たいは)いたして、密(そっ)と参っても床(ゆか)なぞずぶずぶと踏抜(ふみぬ)きますわ。
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
多数の船舶が難破(なんぱ)したが、その中の一隻に奇竜丸(きりゅうまる)という二百トンばかりの船があって、これは大島の海岸にうちあげられ、大破(たいは)した。また乗組員の半数が死傷した。
鞄らしくない鞄 (新字新仮名) / 海野十三(著)
村の青年達が八幡様の鳥居を直した帰途(かえり)に立寄って、廊下の壁の大破(たいは)を片づけたり、地蔵様を抱(だ)き起したりしてくれました。後(あと)は前述の如く素人大工で済ませて置きます。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)