“大破損”の読み方と例文
読み方割合
だいはそん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
右は去る五月十日午後四時頃、北米合衆国ほくべいがっしゅうこくメーヤアイランド軍港附近に於て、爆雷ばくらいを受け大破損だいはそんのち、行方不明となりたる乗組艦と、運命を共にしたるものと信ぜらる。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
かつてケートおばさんが話されたように、悪漢どもの船は航海にたえないほど、大破損だいはそんはしていない、それなのにかれらはいまだに立ち去るようすもなく島をうろついている。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)