“爆雷”の読み方と例文

読み方	割合
ばくらい	100.0%

ばくらい

右は去る五月十日午後四時頃、北米合衆国（ほくべいがっしゅうこく）メーヤアイランド軍港附近に於て、爆雷（ばくらい）を受け大破損（だいはそん）の後（のち）、行方不明となりたる乗組艦と、運命を共にしたるものと信ぜらる。

空襲葬送曲 (新字新仮名) ／ 海野十三(著)

いよいよ爆雷（ばくらい）でもなげこむほかはないですね。

海底の魔術師 (新字新仮名) ／ 江戸川乱歩(著)

驚異軍艦から左の方へ千メートルばかり放（はな）れたところの海面か、どういうわけか、むくむくと盛りあがってきて、それは恰（あたか）も、小さい爆雷（ばくらい）が海中かなり深いところで爆発したような光景を呈（てい）した。

不沈軍艦の見本：――金博士シリーズ・10―― (新字新仮名) ／ 海野十三(著)

“爆雷”の意味

《名詞》
爆雷（ばくらい）

水上艦艇や航空機より水中に投下、発射して、一定深度に達したのちに爆発して潜水艦を攻撃し、破壊する兵器。
(出典:Wiktionary)

“爆雷”の解説

爆雷（ばくらい）は、水中で爆発する水雷兵器の一種で、水上艦艇や航空機から海中に投下して潜航中の潜水艦を攻撃する。かつては主力対潜兵器として小型艦艇や航空機が装備していた。
第二次大戦後は対潜魚雷やそれを投下する対潜ミサイルの登場によって主力兵器ではなくなったが、機雷の処分や警告用など補助的に使われている。
(出典:Wikipedia)

爆	常用漢字 中学 部首:⽕ 19画
雷	常用漢字 中学 部首:⾬ 13画