“上圊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しやうせい50.0%
じょうせい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで僕に別に一碗の熱湯を持ち来れと命じ、自ら起つて調合所に往き、大黄だいわう一撮ひとつまみを取り来つて熱湯中に投じ、頓服して臥した。既にして上圊しやうせい両度であつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
貴婦人達は一切いっさい茶をのまずして茶話ちゃわ会の楽しみをも廃したとうことをきいた、れば吾々もこの度は米国人のひんならい、一切上圊じょうせいを廃して政府をこまらしてろうではないか、この発案の可否如何いかんとて
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)