“じょうせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
醸成42.9%
上世14.3%
城西14.3%
上圊7.1%
上清7.1%
常勢7.1%
茸生7.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この、あやしい部下の心理を醸成じょうせいしたものは、万余の大軍はあっても、そこにげんたる統率がなかったという、ただ一事に尽きる。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
其処に面白からぬ夫婦関係が醸成じょうせいされつつあった事は、何人なんぴとも想像し得るじゃないか。
一枚の切符 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
多数の人が賞美する者必ずしも美ならず、上等社会に行はるる者必ずしも美ならず、上世じょうせいに作為せし者必ずしも美ならず。
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
もし時代を以て言へば国の東西を問はず、上世じょうせいには消極的美多く後世には積極的美多し。
俳人蕪村 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
場所は城西じょうせい名刹めいさつ甘露寺。——喬国老はいそいそ邸へ帰ると、すぐ使いを出して、玄徳の客館へ旨を伝えにやった。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
葬儀はその翌日におこなわれ、なきがらは城西じょうせい金竜寺きんりゅうじにほうむられた。
日本婦道記:松の花 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
れば吾々もこの度は米国人のひんならい、一切上圊じょうせいを廃して政府をこまらしてろうではないか、この発案の可否如何いかんとて
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
朝夕の秋風身にしみわたりて、上清じょうせいが店の蚊遣香かやりこう懐炉灰かいろばいに座をゆづり、石橋の田村やが粉挽く臼の音さびしく、角海老かどえびが時計の響きもそぞろ哀れのを伝へるやうになれば
里の今昔 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「兵に常勢じょうせいなきことは、水に常のかたちなきがごとし」
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
白毛茸生じょうせい僧の払子ほっすのごとく美麗言語に絶えたるを巨勢の医家に蔵すと観た者に聞いた人からまた聞きだ。