“上世”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょうせい75.0%
そのかみ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
多数の人が賞美する者必ずしも美ならず、上等社会に行はるる者必ずしも美ならず、上世じょうせいに作為せし者必ずしも美ならず。
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
上世じょうせいの歴史を見るに、たいてい荒唐こうとう疑うべきもの多し。しかれども数千年ののちにありて、またこれを如何いかんともすべからざるなり。西洋太古の伝説もまた、往々おうおう疑うべきものあり。
教門論疑問 (新字新仮名) / 柏原孝章(著)
かくて上世そのかみの伝説外相を変えて、ミカエル尊者、ジョージ尊者等、上帝に祈りて竜を誅した譚となり、以前ローマの大廟カピトル窟居くっきょして大地神女ボナ・デアたすけ人に益した神蛇も