“おほきみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:オホキミ
語句割合
大君33.3%
大王20.0%
天皇20.0%
13.3%
大皇6.7%
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大君おほきみは天の譴怒いかりみづから照らす御光みかげしみたまへり
風隠集 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
時に、多至波奈大郎女たちばなのおほいらつめ、悲哀嘆息し、かしこみて、天皇の前にまをしていはく、これまをさむはかしこしといへども、おもふ心み難し。我が大王おほきみが母王とするがごとく従遊したまひ、痛酷いたましきことし。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
天皇おほきみに仕へまつれと我を生みし我がたらちねぞたふとかりける 佐久良東雄
愛国百人一首評釈 (旧字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
女鳥の 吾がおほきみの ろすはた
『海ゆかば水漬く屍山ゆかば草むす屍大皇おほきみの邊にこそ死なめ顧みは爲じ』や、『けふよりは顧みなくて大君の醜の御楯といでたつわれは』
愛国歌小観 (旧字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
大皇おほきみしこの御楯といふものはかかるものぞと進め眞前まさきに (同)
愛国歌小観 (旧字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
おほきみは神にしませば赤駒のはらばふ田井を京師となしつ (大伴御行)
愛国百人一首に関連して (旧字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)