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大王
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おほきみ
ふりがな文庫
“
大王
(
おほきみ
)” の例文
「やすみしし吾
大王
(
おほきみ
)
、高
耀
(
ひか
)
る
日
(
ひ
)
の
皇子
(
みこ
)
、
敷
(
し
)
きいます
大殿
(
おほとの
)
の上に、ひさかたの
天伝
(
あまづた
)
ひ来る、雪じもの往きかよひつつ、いや
常世
(
とこよ
)
まで」
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
時に、
多至波奈大郎女
(
たちばなのおほいらつめ
)
、悲哀嘆息し、
畏
(
かしこ
)
みて、天皇の前に
白
(
まを
)
して
曰
(
いは
)
く、
之
(
これ
)
を
啓
(
まを
)
さむは
恐
(
かしこ
)
しと
雖
(
いへど
)
も、
懐
(
おも
)
ふ心
止
(
や
)
み難し。我が
大王
(
おほきみ
)
が母王と
期
(
ご
)
するが
如
(
ごと
)
く従遊したまひ、
痛酷
(
いたま
)
しきこと
比
(
ひ
)
無
(
な
)
し。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
大王
(
おほきみ
)
の重き冠も
春鳥集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
「吾が
大王
(
おほきみ
)
ものな思ほし
皇神
(
すめかみ
)
の
嗣
(
つ
)
ぎて賜へる吾無けなくに」(巻一・七七)という御答歌で、陛下よどうぞ御心配あそばすな、わたくしも皇祖神の命により
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
みかみをすたばさみ山のあぢかげに人の申しし我が
大王
(
おほきみ
)
はも
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
▼ もっと見る
昼
(
ひる
)
見
(
み
)
れど
飽
(
あ
)
かぬ
田児
(
たご
)
の
浦
(
うら
)
大王
(
おほきみ
)
のみことかしこみ
夜
(
よる
)
見
(
み
)
つるかも 〔巻三・二九七〕 田口益人
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
斑鳩
(
いかるが
)
の富の小川の絶えばこそ我が
大王
(
おほきみ
)
の
御名
(
みな
)
忘らえめ
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
“大王”の意味
《名詞》
(だいおう)王を敬って言う語。
(おおきみ)天皇などに対する古代の敬称。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
王
常用漢字
小1
部首:⽟
4画
“大王”で始まる語句
大王椰子
大王埠
大王崎
大王廟
大王様
大王鬼