“たいくん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:タイクン
語句割合
大君80.0%
戴君20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それが、日本の長いあいだの慣例であり、不文ふぶんほうであった。また「公方くぼう」という名をもって、主権が行使され、「大君たいくん」という名目をもって、対外主権が行使されていた。
吉田定房の家にあった皇太子の頃とはずんと違って、ああ、ゆゆしい大君たいくんぶりになられしよ。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
戴君たいくん。君ならおそらく十日もあれば、たちまち、薊州けいしゅう中を見てこられよう。一つ調べてくれないか」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)