“タイクン”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:たいくん
語句割合
大君50.0%
幕府50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大君タイクン政府はこの地(長崎)では純粋な市政事項を除けば絶対に無力である。内地交通が既に遮断されているのではないかとさえ疑われる。」
尊攘戦略史 (新字新仮名) / 服部之総(著)
「日本における排外運動の三原因は、大君タイクン政府の圧迫に対する大名の敵意、外人との交通が江戸の権威実力を増大するおそれ、及び大名の国民的プライドだ」
尊攘戦略史 (新字新仮名) / 服部之総(著)
安政条約が「帝国大日本大君タイクン」としての将軍との間に締結されたとき初度の英公使パークスによって「虚器を擁せる一個世伝の君主すなわち禁裡あり、この主は命令を出さず、またまつりごとを ...
尊攘戦略史 (新字新仮名) / 服部之総(著)
英幕の危機が極度に迫っている時期の六月四日および二一日(ただし太陽暦)付の文書では、幕府タイクンは完全に見切りをつけられ、ミカドの政府を承認すべしという意味の重大な提案がなされている。
尊攘戦略史 (新字新仮名) / 服部之総(著)