“おおきみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大君72.7%
18.2%
王女9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へなへなした和歌が、大君おおきみやお国のための戦いをうやうやしくたたえた作品が、明治以後にいかに多かったことか。
ペンクラブと芸術院 (新字新仮名) / 正宗白鳥(著)
うつそを麻績おみおおきみ海人なれや伊良胡の島の玉藻刈り
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
中臣の妻になるまでは、夫人は鏡ノ王女おおきみと呼ばれてゐた。父の王は、なんでも近江の鏡ノ山にゆかりの深い血すぢださうである。
春泥:『白鳳』第一部 (新字旧仮名) / 神西清(著)